2026/07/07
日々
人は、思っている以上に環境に左右される。

この写真を見ると、少しくらいゴミを落としても目立たないように感じます。
すでに床にはたくさんの紙くずが落ちていて、「自分一人くらい」という気持ちが生まれやすい。
では、次の写真はどうでしょうか。

静かで、整理されていて、周りの人もそれぞれ本を読んだり、作業をしたりしています。
こういう場所では、大きな声で話したり、ゴミを床に捨てたりする人は少ないでしょう。
人は、自分で思っている以上にその場の空気に行動を左右されます。
これに近い考え方として、「割れ窓理論」があります。
一枚の割れた窓を放置すると、「この場所は誰も気にしていない」という空気が生まれ、やがて落書きやゴミが増え、さらに環境が悪化していく、という考え方です。
勉強も同じだと思います。
テレビがついている。
スマートフォンが手元にある。
机の上が散らかっている。
周りでは誰も勉強していない。
そんな環境の中で、子どもだけに
「集中しなさい」
「勉強しなさい」
と言っても、なかなか難しいものです。
反対に、机の上に必要なものだけを置き、スマートフォンを離し、周りも静かに机に向かっている。
それだけで、勉強を始めるハードルは下がります。
子どものやる気だけを問題にする前に、まずはその子が置かれている環境を見る。
勉強においても、これはとても大切なことだと思います。




