ルーティンから外れると、成績は伸びにくい
ルーティンから外れると、成績は伸びにくい
「休みだから今日は勉強しなくていいか」
「連休くらいは遊んでもいいか」
「今日は予定があるから、また明日やろう」
こうやって普段のルーティンから外れてしまう人は、なかなか成績が伸びません。
勉強は、小学生のときにやった「朝顔を育てる宿題」とよく似ています。
朝顔と勉強はよく似ています
少し思い出してみてください。
朝顔を育てるとき、毎日水をあげましたよね。
では、1日、2日、3日と水をあげなかったら、どうなると思いますか?
元気がなくなって、場合によっては枯れてしまいます。
では逆に、1週間ほとんど水をあげなかった朝顔に、「明日きれいな花を咲かせたい!」と思って、前日にバケツいっぱいの水をあげたらどうでしょう。
翌朝、急に立派な花がたくさん咲くでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。
勉強も同じです。
普段はほとんど勉強していない。
学校のワークも進めていない。
分からないところもそのまま。
それなのにテスト前になって、「今回は本気でやります!」と急に何時間も勉強したら、どうなると思いますか?
もちろん、まったく意味がないわけではありません。
でも、それだけで今までの遅れを全部取り戻して、急に点数が上がるほど簡単ではありません。
逆に、毎日少しずつでも勉強を続けている子はどうでしょう。
学校の授業を受ける。
宿題をする。
ワークを進める。
分からないところを確認する。
これを普段から続けています。
だから、テスト前になってからゼロから勉強を始めるのではなく、それまで積み重ねてきたものを仕上げることができます。
小学生のころから、毎日宿題をする、忘れ物をしない、決められたことを続ける、といった課題があるのにも意味があります。
これは勉強だけの話ではありません。
スポーツでも、仕事でも、社会に出てからでも「やるべきことを続ける力」は必要になります。
中学3年生は、頑張ってもすぐに点数が上がるとは限らない
特に中学3年生になると、この差は大きくなります。
中1・中2のころより学習内容そのものが難しくなり、問題も少しずつ入試問題に近づいていきます。
ここで少し考えてみてください。
中1・中2のときより内容が難しくなっているのに、勉強時間が今までと同じだったらどうなるでしょうか。
かなり頑張って勉強して、ようやく今までの点数を維持できる。
そんなことも普通にあります。
つまり、中3では、「頑張ったから、すぐに点数が上がる」とは限りません。
一生懸命勉強して、点数を落とさないだけでも精いっぱいということもあります。
それなのに、「こんなにやっているのに点数が上がらない」「じゃあ今日は祝日だし遊ぼう」「連休くらい勉強しなくてもいいか」と、そこで勉強を止めてしまったらどうなるでしょうか。
せっかく作ってきた流れを、自分から止めることになります。
高校に進学すれば、中学校以上に自分で勉強を管理しなければならなくなります。
中学生のうちに、「やる気がある日は勉強する」ではなく、「この曜日、この時間は勉強する」という習慣を作っておくことが大切です。
「空いた時間に勉強する」では続きません
これは中学3年生だけの話ではありません。
中学1年生、中学2年生も同じです。
「こべかつ」や習い事など、それぞれ予定があると思います。
予定があるたびに、「今日は習い事があるから自習はなし」「今週は忙しいからまた来週」「空いている日に勉強しよう」としていたら、なかなか勉強の習慣はつきません。
大切なのは、時間が空いたら勉強するのではなく、先に勉強する時間を決めてしまうことです。
毎週同じ曜日に勉強する。
毎週同じ時間に机に向かう。
学校のワークを進める。
分からないところを確認する。
それを何週間、何か月と続けていけば、「この曜日のこの時間は勉強する」というのがだんだん普通になってきます。
うちの塾でも「習慣」を大切にしています
今年の中学3年生は、夏休みの平日、基本的に13時30分から演習をスタートし、21時50分まで授業や自習に取り組んでいました。
もちろん、ずっと休憩なしで勉強していたわけではありません。
演習をして、授業を受けて、休憩をして、自習をして、また勉強に戻る。
そうやって毎日同じような流れで取り組んできました。
では、それを夏休みの間ずっと続けたらどうなると思いますか?
2学期になって、17時から21時50分まで勉強することが、それほど特別なことではなくなります。
実際、今の中学3年生は、2学期に入ってからも平日は17時から21時50分まで勉強を続けています。
急にできるようになったわけではありません。
夏休みに何度も同じ流れを繰り返してきたから、「この時間は勉強する」ことが当たり前になってきたのです。
その他の学年も同じです。
「こべかつ」や習い事など、それぞれの予定に合わせながら、基本的には毎週同じ曜日、同じ時間に自習できるようにしています。
毎週同じ時間に塾へ来る。
学校のワークを進める。
分からないところを質問する。
授業で習ったことを復習する。
そういったことを普通に続けている子が多いです。
だから勉強すること自体が習慣になってきますし、継続できている子は成績もしっかりついてきます。
成績を伸ばすために、毎日何か特別なことをしないといけないわけではありません。
決めた曜日に勉強する。
決めた時間に机に向かう。
学校の課題をきちんとする。
分からないところをそのままにしない。
結局、こういうことを続けられるかどうかだと思います。
朝顔も、今日だけ大量に水をあげればいいわけではありません。
毎日水をあげるから育ちます。
勉強も同じです。
テスト前だけ頑張るのではなく、普段から続ける。
その習慣があるかどうかで、数か月後、半年後にはかなり差が出てきます。
シルバーウィークも、勉強の流れは止めません
そして、もうすぐシルバーウィークです。
もちろん、遊んではいけないという話ではありません。
家族で出かけてもいいですし、友達と遊んでもいい。
ゆっくりする時間があってもいいと思います。
ただ、「連休だから勉強は全部休み」というのは違います。
朝顔で考えてみてください。
今日は祝日だから水をあげない。
明日も休みだから水をあげない。
連休だから何日か水をあげない。
それを続けたらどうなるでしょうか。
だから、うちの塾ではシルバーウィークにも学校のワークなどに取り組んでいきます。
何か特別なことをするわけではありません。
今まで続けてきた勉強の流れを、連休だからといって止めない。
こういった積み重ねが、最終的には成績につながってくると思っています。
「今まで勉強が続かなかったけれど、これから変えたい」
そんな方は、まず、月曜日に机に向かってみることから始めてみましょう。


